バックパッカー旅 in 東南アジア。
それは大学生にとって、今では珍しくなくなった行事。距離も近いし物価も安いしで大学生には障壁が低いのです。
そんなわけで私も大学4年生の時に1人で行ってきました。これが超!exciting!な経験だったのでちょいと振り返ってみます。
旅の概要
軽く旅の概要を書きます。
期間:2か月
行程:タイ→ラオス→ベトナム→マレーシア→シンガポール→フィリピン→日本
資金:30万円 webマーケ会社のインターンでお金を貯めました。
↑タイ・バンコクのカオサンロード。夜通し音楽が鳴り響いています。この写真お気に入りです。
なぜ旅に出たのか
さて、そもそもなんでバックパッカー旅をしたのか。理由について語っていきます。
東南アジアに興味があったから
旅を始めるちょうど1年前、私は大学を休学し、フィリピン・セブ島の語学学校に通っていました。
その時にセブが大好きになりました。セブの人たちは自由奔放な人が多くて、みんな楽しそうに今を生きていました。
それがきっかけで他の東南アジア諸国はどんな感じなんだろうと思い、バックパッカー旅を決めました。
もともと日本の閉塞感が嫌いだったので、東南アジアへの期待は大きかったです。
自分の力を試したかったから
留学経験があったので英語力には自信があったのですが、自分1人で海外を回ったことはなかったので、自分の力を試してみたいと思い、バックパッカー旅を考え始めました。
留学も1人でいったのですが、留学時は学校に守られているし、繰り出せる行動範囲も狭かったです。
海外でも1人でなんとかやっていけた!という成功体験があれば、この先自分の人生の可能性も広がるだろうなあと考えていました。
わくわくしたから
3つ目の理由は単純にわくわくしたからです。1人で見知らぬ土地を旅するなんてかっこいいじゃん!って思ったからです。
今は亡きアーティスト、Aviciiの楽曲の中に「The Nights」という曲があります。
その曲の1節がこちら↓
one day you’ll leave this world behind so live a life you will remember
和訳:いつかこの世を去る時が来るから、生きててよかったと思うような人生を送れよ!
この歌詞にも背中を押され、旅を開始するに至りました。
実際に旅してみて
旅を終えて振り返ってみると、いい経験ができたな、と思えるような旅になりました。
タイやベトナムの経済発展を肌で感じたり、メコン川を船で2日間かけて移動したり、世界遺産ホイアンで旅で出会った友人と偶然再会したり、、などと刺激的で非日常的な経験をすることができました。
↑ベトナム・ホーチミンの街。これからどんどんビルが建ちそう…!
楽しいことばかりではありませんでしたが、この先何10年経っても忘れられないような貴重な体験になりました。
1人旅のメリット
旅をしてみて感じた1人旅のメリットはこんな感じです。
とにかく自由
まじで自由度高いです。まるでRPGゲームの主人公。
いつ起きるか、どこに行くか、どのくらい滞在するか、全部自分の裁量で決めることができます。
フットワーク軽く行動できる。誰にも気を使わなくていい。これが1人旅の醍醐味。
あと、同行者に依存しないため、周りの人と仲良くなりやすいです。
友だちや彼女と行ってしまうとその人としか行動しないし、行動範囲も狭まります。はっきり言ってめっちゃ損です。
1人旅は日常の喧騒から離れることができ、非日常を心行くまで堪能できます。
成長するぜ!
成長します。旅を終えるとレベル10ぐらい上がってます。
1人旅なので頼れるのはもちろん自分1人だけです。
1度もいったことのない土地に1人で踏み込むのですからそりゃあトラブルも多々あります。
犬に追いかけられたり、タクシーの運転手にカモられたり、散々な時もありました。
しかしそんなトラブルも1人で乗り越えなきゃなんです。
なので、度胸はつくし、何より自信がつきます。
1人旅のデメリット
デメリットも書きます。
ぶっちゃけ寂しい
最初は未知の冒険の始まりだぜ!って感じでテンションMAXだからいいんですけど、旅も中盤になると寂しさがにじみ出てきます。
景色を見ても1人。ご飯を食べても1人。散歩してても1人。咳をしても1人。
話し相手が欲しい!! 今日はコンビニの店員さんとしか話さなかったな、なんて日もありました。
カップルの旅行者を見るたびイラっとしたりもしました。
日本でも基本1人行動の自分でもこんな感じなので、おしゃべりな人だと1人旅はきついかもしれません。
旅って大変なの
1人旅は誰からの束縛もない自由な反面、すべて1人でこなさないといけません。
宿・チケット手配、移動手段の策定、荷物管理など。
特に移動面が大変でした。
ネットで最適な乗り物、ルート、金額を毎回調べるのですが、けっこう骨が折れる作業です。
もう1人だけ同行者がいたら作業量も半分になるな~なんて思っていました。
ふと気づいたこと
旅をしていて気づきました。1人で観光地を回るのって飽きるんですよね。
旅も中盤を超えると、どんなに立派なお寺を見ても、どんなにきれいな景色を見ても、あまり心は満たされませんでした。
結局は何を見るかよりも誰と見るか、が大事なことに気がつきました。
今も記憶に残ってるのはきれいな景色よりも、出会った人のほうです。
大学生のうちに海外行こう!
日本の大学に行くことはよく「お金と引き換えに時間を買った」と言われます。
ぶっちゃけそうです。
理系でめっちゃ忙しい!部活に入っててそれどころじゃない!
なんて人以外の一般的な文系大学生は時間が有り余っています。モラトリアム最高。
サークルでみんなとわいわいやったりバイトにのめりこんだりするのも良いですが、時間があるときにしかできないことをするのが大学生の1番のメリットだと思います。
なので、大学生のうちに海外に行きましょう。それも長期で。
大学を卒業しちゃうとフリーランスでもない限り長期で海外に行く時間がありませんからね。
Let’s 海外1人旅!!
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