【梨泰院クラス】ハマる理由3選。

梨泰院クラスに、はまった。
「今日早く仕事切り上げて、梨泰院クラス見るんだぁぁ!」
こんな気持ちにさせてくれたドラマは、最近だと「大豆田とわ子」とこの「梨泰院クラス」。

見始める前はどんな物語か全然分からなかったけど、
梨泰院クラスのテーマはズバリ、、この3つ!!だと思うよ。
①土下座
②ビジネス
③人のぬくもり

①土下座

「梨泰院クラスといえば、土下座だよね~」
そう思う人も多いのではなかろうか。
現代で土下座をする場面など滅多にないので、印象的なシーンの一つだろう。

物語では、主人公のパクセロイと、敵のチャンデヒが、いかに相手に土下座をさせるか、という観点で進んでいく。

「いつかチャンデヒを土下座させたらぁ!」とセロイが考える背景には、強い復讐心がある。
長家の権力によって父親が辞職し、さらには事故死が隠蔽された。
そんな憎きチャンデヒに土下座させるのを夢見て、セロイは数10年の復讐計画を立てるのだ。

②ビジネス

梨泰院クラスは、パクセロイが0からポチャを立ち上げ、店を有名かつ大きくし、国内でも有数の外食企業に成長させるビジネスストーリーの側面もある。

■無名時代
梨泰院の一角に店を立ち上げたはいいものの、お客が入らず、閑古鳥が鳴いていたタンバム。
セロイが着ぐるみを着てチラシを配っているときにイソと出会うんだよね。
その後イソがお客としてタンバムに来店。
「メニュー(味)、接客、内装、、全部やばいよ!」と、イソがマネージャーとして加入し、店のリニューアルをしていく。
その結果、映えを意識し、SNS投稿をしたくなる内装にチェンジ。
イソがフォロワーを多く抱えるインフルエンサーなのも功を奏し、SNSによる集客も相まって、人気店になる。

■法人化時代
株式会社IC(=梨泰院クラス)が創立し、その後「最強の居酒屋」という料理対決番組に出演することとなる。
1回戦、タンバムの料理長ヒョニの味が評価され、長家を抑え、見事1位に。
結果全国的にタンバムの名前が知れ渡り、投資会社からの提案もあり、タンバムのフランチャイズ化を進めることに。
その後紆余曲折ありながらも、フランチャイズ化に成功。4年後、おしゃれな自社ビルが建つまでに急成長する。

パクセロイ1代でここまでタンバム、ICを大きくできたのは、
次に解説する、利益よりも「人」を大事にする彼の信念が大きく関わっているように思う。

③人のぬくもり

長家のチャンデヒとパクセロイの経営方針は真逆。
チャンデヒは完全なトップダウン型の経営方針。
「一番好きな言葉は、弱肉強食や!」と言っているように、自分の力・カネを誇示し、他人を従えていくのがチャンデヒのやり方。
自分や長家の利益になるなら自分の息子をも切る!そんな無慈悲おじさんがチャンデヒなのだ。
ただ、そんなやり方はずっとは続かず、
窮地に陥った16話で、キム・スルレに「利益でのみ結ばれた関係だったのさ。だから価値が落ちたら簡単に切れてしまう。」と言われてしまう。
力が墜落した途端に人は離れていくのだ。

対して、セロイのモットーは「人」にある。
セロイは「商売で最も大事なのは人と信頼です」と言う。
タンバムが無名だった頃、料理の腕がないヒョニをクビにするようイソが申し立てるシーンがあった。
だが、結局セロイはヒョニをクビにせず、ヒョニに2倍の給料を渡し、2倍努力するよう伝える。
お前は大事な仲間だから、と。
結果ヒョニは「最強の居酒屋」で優勝するまでの腕前となった。

また、8話でスアがこう言う。
「セロイの過去を知ってるでしょ。チャン会長とは正反対のやり方で自分を証明したいのよ」
長家のカネと権力によって父親の事故死が揉み消された瞬間から、セロイは権力に屈せず、別の方法で成り上がることを決心したのだ。

この彼の強い信念が、いじめられっ子だったホジンや、投資家キム・スルレ、長家のカン専務までも味方にしていった。

そうして、最終回では恋人となったイソ、そしてタンバムの仲間たち、と笑いあいながらドラマが終わるのだ。

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